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授業プランと先生方へのメッセージ
今回日本の先生方に授業プランをご紹介するにあたって、プロジェクトリーダーである私、佐竹敦子がプログラムに込めた思いや、大切だと思っていること、子どもたちとの関わり方、そして、これまで子どもたちと一緒に活動してきて感じている手応えなどをご紹介します。
大切な要素は以下の4つ。それを踏まえて大きなゴールへと向かっていきます。
大きなゴール:
自分たちが発言・行動することで社会を変えていけるという発見にたどり着く
「社会を変える」なんて無理でしょ、と思っていた子どもたちに道筋を示してスキルと機会を持たせてあげれば、子どもたちはすごいエネルギーでまっしぐらに向かっていってくれるのです。そしてきちんと議員さんや市長さんなどに発言できた時、「社会を変えるってこういうことなんだ」「年齢に関係なく発言していいんだ」ということに気づいてくれる。それが自己肯定感をアップし、社会課題との向き合い方のスキルとしてその子に身についていく、私たちはそれを目指しています。
このプロジェクトの授業概要・全体像
- Class overview / overview of this project -
西表島とニューヨークの小学校が参加したこの交流学習では、自分たちの暮らす地域や、プラスチック汚染問題の現状について体験的に学ぶ授業を実施し、授業や学校の様子や社会に向けて起こしたアクションを相互に動画で紹介し合い励まし合いながら学習を進めました。
全体のカリキュラムは、ニューヨークの非営利団体「カフェテリア・カルチャー」が主体的なプランを考え、日本の「(特非)海の自然史研究所」との協働で作っていきました。
指導と進行は主に西表島の地元でこのプロジェクトに協力してくれた「(一財)西表財団」の徳岡春美さん、海の自然史研究所の指導スタッフが通年で、そしてカフェテリア・カルチャーの佐竹が西表に3回ほど来島して行いました。それ以外に担任の先生方にお願いした部分と、学校行事であるビーチクリーンなどは学校全体でご協力いただいて行いました。
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